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サル・アイ・予算審議


 先月の話ですが、「余った予算の使い道に!」とかいうネット広告が出てきてぎょっとしました。
 民間なら、予算が余ったなら万々歳で、余ったから使い道を探すなんて事はしないからです。
 ただ、国や自治体だと単年度予算が憲法で義務づけられていて繰り越しが容易でないし、事業毎の予算が余ると次から減らされかねないし、過剰な予算を申請したと担当者の評価も下がるので、無理矢理予算を消化する、というのがよくあるようです。そういう人向けの広告だったと思われます。

 そういうわけで、予算の使い残しを防ぐ為に2月3月の年度末になって駆け込みで公共事業やり出す、というのが毎年のことになっています。が、今年はとりわけえっというような事業が多く、よっぽど予算があまってんのかなと思います。

 今年度は予備費も多かったですし、実際余っているのでしょう。業者の広告が出てくるくらいに。

 次年度予算は、年度をこしてでも徹底的に精査しないといけないです。
 が、自民党の予算委員長が審議打ち切りを勝手に決めて混乱しているらしいです。

 能登半島地震の復興があるから云々という話もありますが、いやだからこそ精査しないといけませんよね? という話です。
 復興以前に被災者支援が周っていないという話もあるくらいですし。下手な予算の使い方したら、無意味どころか逆効果ですよ?

 3月いっぱいかけて徹底審議するくらいしないといけません。

 が、自民党の予算委員長が審議打ち切りを勝手に決めて混乱しているらしいです。
 
 白紙委任するだけなら国会議員は要りません。AIすら必要ありません。
 


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