沖縄タイムス:メア氏、9条盾に米軍駐留を正当化 記事タイトルだけ見ると「まーたアメ公がふざけた事言いやがって」程度のものに思えるが(とは言えこれ自体問題発言であることに違いはないのだが)、実際の発言内容を見ると、「よくもまあそれだけいい加減なことを」という、とんでもない内容である。 特に酷いのが、「離婚率と出生率(特に婚外子)が最も高く、アルコール度数の高い酒を飲む文化があり、飲酒運転の比率も高い」ので「沖縄はごまかしの名人で怠惰」だとする部分である。 確かに離婚率も出生率も高いし、泡盛はアルコール度数高いけど。それを理由に怠惰とか、どういう理屈か。 つーかさ。 アメリカ、てめえにだけは言われたくねえよ!!! 愛知出身で、琉大出て沖縄には結局数年住んだだけで、今は不本意ながら実家に舞い戻っている自分が、沖縄県民の心情とか語るのは烏龍がましいかもしれないが。しかし、これはさすがに看過できない。 沖縄県議会は、今朝速攻で、全会一致で抗議決議をしたそうだが。当然の反応だろう。これはもう、保守とか革新とか関係ないし。 アメリカ(というか正確には米軍)は、第2次大戦後から1972年の沖縄返還まで沖縄を統治していたが、文献によればそれはもう酷い統治だったと聞く。差別意識から来るものもおそらくはあっただろう。 それからもう40年経つわけだが、アメリカの沖縄に対する意識は、結局未だに変わっていないということだ。 これでは、法も条約も踏みにじって、米兵が我が物顔で沖縄島内で暴れ回るようにもなるだろう。 ちなみに、沖縄県民は怠惰か、と問われれば、私個人としてははっきりと「否」と答える。 私の知っている沖縄県民の中で、「こいつ怠け者だな」なんて思えるのなど一握りしかいないし、その程度なら本土にだっている(むしろ、本土の方が酷いようにすら感じる)からだ。 過度な基地負担を押しつけられたあげく、こんな侮辱まで受ける。何故沖縄ばかりこんな目に遭わなければいけないのか。 善良なる日本国民の皆さん、一度真剣に考えてみて欲しい。 -------------- ]]>